せやろがいおじさんのブログ

声を大にして言いにくい世の中のアレコレを、沖縄の海に向かって叫ぶ「せやろがいおじさん」。話題のニュースや、日々のアレコレ、撮影の裏話まで赤裸々に語っていきます。Youtubeチャンネル「ワラしがみ」に動画投稿中!

ハゲゆく様をエンタメに

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おじさんは遠くない将来、絶対にハゲる。

これはもう確定事項だ。

詳しくはこちらの動画を見て欲しい。

 

youtu.be

ハゲはじめはなかなか受け入れることができなかった。

額はどんどん後退し、枕には抜け毛が増えた。

 

このままではいけない、とおじさんは思った。

なので、ハゲていく過程を最大限楽しもう、と。

 

抜けていく過程をエンタメにするのだ。

苦しみながらハゲていくより、楽しみながらハゲていこう。

そう思った。

 

まずは、毎朝枕の上に散らばる髪の毛を見てヘコみ、一日のスタートダッシュに失敗するという一連の流れをエンタメに出来ないか?と考えた。

 

そこでおじさんは、飲食店などのサービスでやっているスタンプカードのシステムを応用して朝枕抜け毛のエンタメ化を図った。

 

ルールは簡単。

 

朝に抜けた髪の毛を数え、通算10本に到達したらコンビニでアイスを購入する権利をGETできる!

 

というものだ。

 

おじさんの当時の経済状況からすると、コンビニアイスは少し贅沢な嗜好品であった。

髪の毛が抜けることにより、そんな「ちょっとした贅沢」を楽しむ権利を得られるのである。

 

このシステムを導入することで、枕に散らばる抜け毛を見て

「やったぁ!今日は7本だ!あと3本でアイスだゼィ!」となる。

 

抜け毛を見て悲しい気持ちになるどころか、テンションを上げることができる!

 

もっと言うと

「あ〜ぁ、もっと抜けねぇかなぁ〜」

とすら思わせる画期的なシステムである!

 

抜け毛を疎んでいたおじさんが、むしろ抜け毛を求めるようになるのだ!

 

やはり世の中は仕組みを作ったもん勝ちである。

おじさんは自分のアイデアに酔いしれていた。

 

実際、しばらくはこのシステムで抜け毛を楽しみながら過ごしていた。

 

しかし、そんな生活は長くは続かなかった。

 

深夜のコールセンターを始め生活リズムが激変し、クレーマーによるストレスで心をすり減らし、食生活も乱れに乱れていたある日。

 

寝起きで枕を見ると。

 

30本くらい抜けとる…

 

「え、嘘やん?」

 

と言ってしまった。

 

誰もいない1Kのアパートで。

 

その日おじさんは3つのアイスを平らげた。

 

この時期は本当に抜け毛がヤバく、日に平均で20〜30本ほどの髪の毛が抜け落ちていった。

 

アイス大好きなおじさんとはいえ、毎日2〜3個のアイスを食べるのは身体的にも経済的にもキツかった。

 

徐々に「今日も頑張ってアイス3つ食べなきゃ…」という気持ちになっていた。

 

もはやアイスはスタンプカードの景品ではなく

 

ノルマと化していた。

 

ある日限界が来て、「もう今日は3つも食べられない!1つだけ食べて、残りの2つは明日食べる!」

 

と、明日の自分に丸投げしてしまった

 

そして翌日。

 

枕には30本前後の抜け毛が落ちている。

 

昨日の分と併せて5つアイスを食べなければならない。

 

この瞬間、ノルマとなっていたアイスが

負債と化していた

 

この調子で毎日どんどんアイス負債が溜まっていき、食べなければならないアイスの数は取り返しのつかない数まで膨れ上がっていた。

 

もはやガリガリくんが、闇氷菓ガリガリくんに思えた

闇金ウシジマくんみたいに言ったみた。)

 

アイス負債のストレスでさらに抜け毛が増え、それによってアイス負債が更に増加するという悪循環に陥ってしまった。

 

もしその時TVで

「食べすぎたアイスは戻ってくる可能性があります!

今すぐアイスディーレ法律事務所まで!」

みたいなCMが流れてたらソッコー電話していたと思う。

 

もう完全にどうしようもなくなり、自分を無駄により追い込んだだけのこのルールは撤廃した。

 

ハゲをエンタメにするのも楽ではない。

 

だが諦めていない。今後また知恵を絞って新たなアイデアを考案していきたい。

思いついたらまたみんなにも紹介するな!

楽しみに待っててやぁ〜

 

せやろがい